AGAは食生活と深い関わりがあります。食生活の乱れは、身体のいろんな場所に悪影響を与えます。毎日の食生活を少しでも見直すことは、薄毛や抜け毛の対策に大きな効果を現れます。
今回はAGAと食生活との関係について記述していきたいと思います。
薄毛の原因
栄養バランスの偏った食生活は、薄毛を進行させる大きな原因の一つになります。過度な栄養不足や、体に負担をかける程の飲酒は頭皮に大きなダメージを与えます。特に日常的に、スーパーやコンビニの弁当やハンバーガーやポテトなどのファストフードの食事、インスタントラーメンなどが多いという方は、特に注意が必要です。
しかし、食べ物の改善は今日からでもできる薄毛対策なので、いますぐにでも実践していくこと薄毛や抜け毛の進行を止めたり遅くさせていきましょう。
薄毛の進行のサイン
薄毛対策は、症状が出始めてからの時間の間隔が短いほど良いと言われています。薄毛・抜け毛の進行が進みすぎたら、そこからの対応する時間も費用がかかってしまいます。気になり始めたらすぐにでも初期対応を素早くおこなうが重要です。
進行が始まった薄毛や抜け毛のときには、本人自身でさえもまったく気が付かないことが多くあり、薄毛の進行がかなり進んでから対応するという方も多いのが実情です。
また、本人自身から他人に「最近、抜け毛が多くて髪の毛が薄くなってきかも」とか「頭のどこかにハゲていないか確認してほしい」などという薄毛の悩みはなかなか相談するのが難しいものです。例えば、
1・髪の毛の太さが以前よりも細くなった気がする
2・髪の毛や頭皮が脂っぽくなったりかゆくなったりする。
3・髪を切りに行く回数が減ってきた。
4・シャンプーを洗い流すときに、指に髪の毛が絡むようになった。
5・起床したときに、枕に髪の毛が付いてている。
頭皮や髪の毛が何かしら異常がある場合には、1回に抜ける抜け毛の量が増えます。日常生活の中では抜け毛の量を気にしないですが、抜け毛・薄毛には初期症状がいろんな状態になって現れます。ですので、このような頭からのサインにいち早く気づくことで対策していくことが重要です。
食事からの薄毛対策
髪の毛は日々の食事から摂取する栄養素からできています。
毎日食べる食べ物の中にどんな栄養素が含まれているかを少しでも意識することで、薄毛の予防や対策になります。
1・たんぱく質
アミノ酸から形成されるたんぱく質は、人間の体や頭皮を作っていく為に必要不可欠な栄養素です。
髪の毛も例外でなく、その成分の大部分が「ケラチン」というたんぱく質で作られているので、髪の毛を強く太く頑丈にしていきたいのであれば、たんぱく質という栄養素を積極的に取り入れる必要があります。
アミノ酸のひとつである(シスチン)はイオウという成分を含んでおり、このイオウに髪の毛を強く丈夫にする作用があるため、ハリがあり艶のある髪を保つためには必ず必要な栄養素と言われているのです。
同じくアミノ酸である(メチオニン)も、そのシスチンを生成する役割を持つため、ぜひ積極的に摂取しましょう。
2・ミネラル
体内に含まれる相対量あまり多くないですが、体の健康維持には必要不可欠な栄養素です。
その中でも必須ミネラルと呼ばれる16種類もある栄養素は、骨や歯など体を内部を作っていく骨の成分になることをはじめ、筋肉や神経の調節をしたりと、大きく重要な役割を担っているのです。
ミネラルが不足してしまうと身体機能がスムーズに稼働しなくなり、正常的な体の状態が維持出来なくなり、質の良い髪の毛を生成することも出来なくなってしまいます。
特に必要である必須ミネラルのひとつである亜鉛は、たんぱく質を髪の毛の原料である「ケラチン」に変化させることに必要になる物質であるため、髪の毛の生成をスムーズに実行するには欠かせない栄養素です。
また、抜け毛の原因のひとつである“5αリダクターゼ”という酵素を抑える働きもあるので、髪の毛を正常に保つサポートができるされています。
3・ビタミン
ビタミンは、他の栄養素をうまく動かすための補助的役割となって、人間の成長や健康を維持する働きを手助けしている栄養素です。
皮膚の代謝を促したり、細胞分裂のサイクルを正常にしたりする働きがあるので、ビタミンが欠乏してしまうと髪や頭皮の健康を保てなくなってしまいます。
AGAと食生活の向き合い方
今回は、AGAと食生活の関係について述べましたが、毎日食事する中で食生活を少しでも見直すことは、薄毛や抜け毛対策には役に立ちます。なので日々の食生活を検証してみてはいかがでしょうか?おかず1品1品の量を減らして種類を増やしてバランスの良い食事を摂ることが理想ですが、できない場合はサプリメントで補填するのも必要かもしれません。AGAは進行性の疾患ですが、日々の生活リズムや食生活の改善次第で、薄毛の進行を遅らせることも可能です。それでも薄毛、抜け毛が進行していくようであれば専門のクリニックを受診し、医師の診断を受けてみましょう。
