プロペシアの効果を徹底解明!

ミノキシジルを使用する目安の期間

2018.09.18

AGA治療には、「ミノキシジル」という言葉があります。AGA治療薬として成果もありますが、本当はどのような作用や効果で発毛という行動に進むのでしょうか?その効果や作用を実感することが出来る目安の期間を話したいと思います。

ミノキシジルの作用

高血圧治療剤として開発されたミノキシジルです。研究が日々進むにしたがって発毛の効果も徐々に確認でき、今ではAGA治療薬として王道の治療薬の1つとなっています。平成22年には、日本皮膚科学会のガイドラインで男性型脱毛症診療において「AGA治療として強く勧められる」治療薬にお墨付きをもらいました。

1・毛母細胞の活性作用

毛乳頭細胞の周りに毛母細胞があり、栄養を受け取ることで髪の発毛を促す細胞です。この細胞は生命力がとても強く、ちょっとしたことでは弱体化はしませんが老化で減少します。何もせずに毛母細胞が弱体化すると、髪がやせ細り、抜ける毛の量が多くなる、といった症状が発生します。なので髪の毛に栄養をしっかり波及させ、毛母細胞を促進させることが必要です。

2・血流改善作用

食べ物やサプリを飲んでも髪の毛には効果が及ばないと思ったことはありませんか?そもそも、サプリなどで摂取した栄養が髪まで波及しないと無意味な栄養摂取になってしまいます。頭皮にある毛細血管から流れてきた酸素や栄養を髪に使って発育・発毛します。血流が悪い人ほど薄毛に悩む傾向が高いとされており、髪への発毛・発育する成分をしっかり摂取しても髪の毛には届いていない可能性が十分にあります。もともと高血圧の薬としてミノキシジルが開発されており、その効果は血管を拡張させることで、血流が改善され、頭皮まで血管を通して栄養が届くようになります。

3・毛乳頭細胞の増殖・活性作用

毛乳頭細胞は、毛細血管を通じて栄養を毛母細胞に届け、「髪の毛を新しく作れ」と命令をしているリーダー的な細胞です。血流がスムーズに流れることで、栄養が細胞まで十分に巡るようになると、活発化した毛乳頭細胞が髪を作る命令を正確に指示できるようになります。

ミノキシジルに即効性はない?

ミノキシジルは血管を拡張させ髪に栄養を流すことで、発毛に繋げますが、短い期間での劇的な改善はありません。「すぐに改善する育毛剤」のはミノキシジルに限ったことではなく、育毛を促す治療はどれも一緒です。育毛の効果を自身で実感するまでは、ある程度の期間AGA治療を我慢強く継続することが必要です。

効果が出る目安期間

効果を実感出来る時間は人によって差はありますが、ミノキシジルを使用しての効果を実感するのには3~6ヶ月はと必要とされています。十分な変化を実感するには、約1年の期間が必要です。ですので、ミノキシジル使用して1~2ヶ月と短い期間で育毛の効果が全くでないと自己判断して治療を止めるのはやめましょう。

最短だと約3週間で育毛の効果を実感できるようになりますが、残念なことに1~2年の間ミノキシジルを使用しても効果が実感できない人もいます。しかし、体質にあわない人がミノキシジルを使用しても効果は残念ながら感じることができません。その場合は、別の育毛・発毛治療薬に替える、または、別の治療薬と併用することで育毛の効果が実感できる人もいるのでAGA専門の医師との相談してチャレンジしていきましょう。

ミノキシジルで脱毛する期間!?

「ミノキシジルを使用すると抜け毛が多くなった!」ってことがありますが、これは副作用の影響でありミノキシジル効果が出ているサインでもある「初期脱毛」と呼ばれる症状です。副作用が発症しているからと思っても、ミノキシジルでの治療を止める必要は全くありません。髪の周期【休止期(ミノキシジル使用当初は初期脱毛の症状で毛が抜ける)→成長期→退行期→休止期】を繰り返しまわっています。

・抜けるのを待つ期間→休止期(その後、髪の毛が抜ける)

・髪が生え成長する期間→成長期

・成長が止まる期間→退行期

AGAが症状が髪の成長期を短くすることで、正常時では髪が長く太く成長するところ、抜ける(休止期)ヘアサイクルに移行します。ミノキシジルの効果で栄養が行き渡りが細胞が活性化されると、古い髪(休止期)が新しい髪(成長期)に押し出される形で古い髪(休止期)が抜け落ちます。これが、ミノキシジルの副作用である初期脱毛です。ミノキシジルを使用して抜け毛の症状が発症し、毛も多く抜けるのでビックリしますが、それはミノキシジルがしっかり効いている証拠です。ヘアサイクルを正常化に戻すための準備段階ですので、ミノキシジルでの治療を休止せずに使い続けましょう。

低いリスクで治療するなら「外用薬」・高い効果を得るなら「内服薬」

外用薬と内服薬の2種類がミノキシジルにあり、高い効果を得ることが内服薬であります。内服薬はミノキシジルタブレット(ミノタブ)と呼ばれており、錠剤で使用します。反対に外用薬は頭皮にミノキシジルの成分が入った治療薬を塗ることで使用します。高い効果があるのは内服薬であり、その理由はミノキシジルの成分が血液で流れながら身体の隅々まで行き渡るためです。反対に、状態が悪い頭皮の場合は、ミノキシジルの成分が吸収されずに育毛の効果を得ることが出来ないのが外用薬です。メリットは、外用薬は効果がマイルドな分、副作用が少ないのがメリットです。リスクと効果はミノキシジルの成分濃度に比例してリスクも高くなるので、内服薬が必ずしも育毛に良いとは言えません。ミノキシジル使用での副作用と効果どちらを重点に置くかは自身での選択は難しく、さらに頭皮の状態も見極めてから判断しなければいけません。

費用と長期間という時間を使って育毛の治療を行うので、AGA専門に医師に相談して治療することをおすすめします。

AGA治療は継続しなければ効果を得られません

残念ながら、AGA治療に短期間で効く即効性の高い治療薬はありません。そのため、数ヶ月~数年といった長期間で治療を進める覚悟が必要です。そのなかで使うであろう、ミノキシジルの内服薬・外用薬の効き目はメリット・デメリットがあります。短期間でその効果を自己判断せずに、長期間で治療に挑みましょう。

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