プロペシアの効果を徹底解明!

プロペシアの発毛確率とカクテル療法

2019.01.17

皆さんは、AGAを治療したいとお考えの事だと思います。その手段としてAGA治療のために、いろいろな種類のお薬があります。これらのお薬を組み合わせて服用しても良いのでしょうか。飲み合わせても良いのか?気になるところですね。まずは、プロペシアとその他薬剤の発毛確率の検討と、複数の服用が可能かどうかを紹介していきます。

AGA治療に用いられる薬品名

プロペシアを始め、どのような種類の発毛薬があるのかを確認していきましょう。まずは、本サイトでご紹介している『プロペシア』です。プロペシアの成分名は「フィナステリド」であり、プロペシアは製品名になっています。プロペシアは元々、前立腺肥大の治療薬として開発された経緯がありますが、副作用として薄毛治療効果が認められたため、1980年代にアメリカ食品衛生局(FDA)が認可した、世界初の発毛剤になります。その後世界50ヶ国以上で認可されています。次に『ザガーロ』です。こちらもザガーロは製品名であり、成分名は「デュタステリド」になります。プロペシアがII型5α還元酵素のみ阻害するのに対し、デュタステリドはⅠ型とⅡ型の両方の5α還元酵素を阻害するので、フィナステリドよりも効果が3倍近く向上しています。デュタステリドもまた、元は前立腺肥大症の治療薬として開発され、同じ成分を使っている前立腺肥大症治療薬「アボルブ」が、治療に使用されています。成分名「ミノキシジル」は、頭皮に塗るタイプの外用薬です。製品名は「リアップ」や「ロゲイン」などになります。もともとミノキシジルは、血管を拡張させ血圧を低下させる降圧剤として開発されました。こちらも治験中に、増毛効果を認められ、FDAに認可された後、「ロゲイン」として販売されています。ミノキシジルは1980年代に開発されたお薬なので特許期間が切れており、様々なジェネリック医薬品が開発されています。

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プロペシアの発毛確率とは

日本皮膚科学会の、「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017」によりますと、プロペシアの効果に関して、414人の日本人男性被験者に対し、観察期間48週間の試験で、1日に1mgのプロペシアを投与した被験者に58%の軽度改善以上の効果が認められ、1日に0.2mgを投与した場合には軽度改善以上の効果が54%見られました。さらに継続し、2年間の継続服用で68%、3年間の継続服用で78%の改善が認められました。さらに別の801名の日本人男性被験者を対象とした観察研究においても、1日1mgの投与を5年間ほど継続して内服した被験者は、写真評価で99.4%の改善が認められました。カンタンにまとめますと、「長く服用すれば、発毛確率が上昇する。5年間で、限りなく100%の発毛率に近づく。」と言えるでしょう。基本的に、時間が経てば経つほど、発毛率は上昇しますので、3ヵ月や半年という短いスパンでAGA治療を諦めないでください。5年間継続でほぼ100%です。

プロペシア以外の発毛確率はどうだろう?

プロペシア以外にも、デュタステリドやミノキシジル外用などの発毛確率を確認していきましょう。まずはデュタステリドですが、こちらも4950名の男性被験者に対し、観察機関6~60か月の間写真評価で比較したところ、プラセボ群に対し約95%の発毛効果を示しました。ミノキシジルの外用は、2%ミノキシジル液による観察期間48週(約7ヵ月間)までの試験で、2%ミノキシジル群が平均12.7本、5%ミノキシジル群が平均18.6本の増加で、偽薬の場合、平均3.9本の増加に比べると有意に増加しています。

AGAカクテル療法はアリなのか?

ズバリ申し上げますと、「アリ」です。ミノキシジルを使用しているから、プロペシアを使ってはいけないというルールは存在しません。色々なAGA治療薬を組み合わせて、発毛確率を限りなく100%に近づける事は可能です。寧ろミノキシジルとプロペシアを組み合わせる方法は推奨されます。しかしながら、発毛は1日2日の短期間で改善するものではありません。プロペシア単体では、5年間の継続使用で99.4%が、最大限の発毛確率です。お風呂上りにミノキシジルを頭皮に塗布し、寝る前にプロペシアを服用するという生活リズムを自然に身に着けると、5年後に頭頂部を気にする事は、ほとんど無くなります。是非、生活の一部としてAGA治療薬の服用を自然に馴染ませましょう。また、カクテル療法に関しては、本サイトでご紹介している男性専用クリニックの専門医に、ぜひお問い合わせください。さらに効果的な治療法などご紹介されるはずです。

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AGA治療薬カクテル療法とサプリメント

さらに、AGA治療薬のみならず、頭皮に有用な栄養分である亜鉛、リジンなどのサプリメントも同様に摂取すると、より頭髪の活性化につながります。薬品と栄養の双方から、発毛しやすい体内環境を作っていきましょう。

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